使いかけの調味料を使い切り、いつもの献立にレパートリーを足すアプリ
冷蔵庫の奥で固まったまま捨てていた調味料を、もう一つ増やさないために。

はじめは、自分の冷蔵庫で、ワクワクして買ったはずの調味料が結局使い切れず、買い物のたびに小さな罪悪感がある ──そんな感覚からリサーチを始めました。
調べてみると、調味料は家庭内フードロスの第2位。10人に6人が調味料を余らせています。

最初は「使い切れないのはズボラだから」だと思っていました。でも話を聞くほどに、原因は「この調味料はここにしか使えない」という思い込みの方にあると見えてきました。
実は、多くの調味料は想像より汎用性が高いんです。ナンプラーは炒め物以外にも合う。オイスターソースは中華以外にも幅広く使えます。「専用」の枠を外してあげれば、飽きる前に使い切れる可能性はぐっと広がります。
この気づきが、Karappoの出発点になりました。

Karappoで大事にするのは、3つのことです。
① 使い切る達成感を、小さな何度もとどける 「空っぽに近づく過程」をスタンプやアニメーションで見えるようにし、「使い切れた」感覚を何度でも積み重ねられる設計にしました。
② 管理はアプリ側で持つ。使う人に考えさせない 期限はアプリが把握し、必要なタイミングだけ通知します。ユーザーを「管理者」にしない——この1点を徹底しました。
③ 「こんな使い方があったのか」が増える 手持ちの食材や調味料から、少し意外なレシピを提案します。「買うレパートリー」ではなく「使うレパートリー」を広げるのが狙いです。

収益モデルは、食品メーカーとのデータ連携です。

使い切ることで、暮らしが整う。試してみることで、食卓が豊かになる。
家での料理が、ただこなすものから、小さな発見の連続に変わっていく。Karappoが目指すのは、そんな食卓です。